0歳①

ペネディーレの12 

父 : シンボリクリスエス

母:ペネディーレ

母の父 :クロフネ

牡馬

鹿毛

 

 

12月7日

木村秀則牧場在厩。適度に日中放牧のみの日を挟みつつ、週に半分以上は昼夜放牧による管理が続けられています。
「天候不順により、ここ数日は舎飼が続いていますが、基本的には長時間の放牧を中心としたメニューで。馬房内では、人とのスキンシップを大切にし、人に触られることに慣らしているところです。最初は少しうるさくする様子だった本馬も、隣の馬が見える馬房に移動させた後は安心したようで、今ではずいぶんと大人しくしてくれていますよ。健康状態はすこぶる良好です」(木村担当)

 

 

11月9日

ヤマニンベン牧場内木村秀則牧場在厩。先月16日(火)に離乳を行い、現在は当歳馬のみで昼夜放牧を再開しています。
「母親と離れ離れになった直後は、どこか不安そうに放牧地を走り回っていましたが、1週間足らずで慣れたようで、先週の金曜から3日間は馬房内でひと区切り。今週から同期と共に、ふたたび屋外での管理をスタートさせています。今月末から来月にかけて、今度は“手入れ”に着手。人との触れあい、ブラッシング、脚上げや裏掘りを行っていく予定です」(木村担当)

 

 

10月5日

ヤマニンベン牧場在厩。離乳に備えて、先週末より昼夜放牧を開始しています。
「まずは昼夜放牧自体に慣らすところからスタート。天候にもよりますが、今月中旬頃には順次、母馬から離していく予定で考えています。スラッとした脚に伸びのある胴、成長が進むにつれて、父シンボリクリスエスの特徴がより感じられるようになってきました」(木村担当)

 

 

9月7日

ヤマニンベン牧場在厩。引き続き、日に7~9時間ほどの日中放牧を消化しています。
「日中はまだ30℃を超える北海道ですが、朝晩や風はずいぶんと涼やかになってきました。この間も大きく体調を崩すことなく、馬体には幅が増し、特にお尻のあたりにボリュームが出てきた印象ですかね。月内には離乳をむかえますので、そこからは暫し昼夜放牧の連続に。放牧地に終日放っている親子たちから、少しずつ母馬だけを間引いていき、独り立ちさせていきます」(木村担当)

 

 

8月3日

ヤマニンベン牧場在厩。日に7~9時間ほどの日中放牧を消化しています。
「うまウォッチ( http://www.hirootc.jp/boshuba/2012/201201/index_u.html )をご覧の方には、特に感じ取っていただいていると思いますが、すくすくと大きくなり、ここにきて当歳馬寄りの体つきから、1歳馬寄りの雰囲気に変わりつつありますよね。どこに出しても恥ずかしくない、いわゆる“好馬体”。放牧中は、自分のほうから同期生にちょっかいを出しにいくタイプで、相手が向かってきても怯まない性格のようですよ。健康状態も良好です」(木村担当)

 

 

7月6日

ヤマニンベン牧場在厩。日に9時間ほどの日中放牧を消化しています。
「先週、ウイルス性の下痢と熱のため、数日ほど馬房内で大事を取りましたが、これは当歳馬のほとんどが通る道。一度やってしまえば、もう大丈夫ですよ。検温や注射、削蹄の際などもハンドリングが楽ですし、お母さんより落ち着きがあるのもイイですね。毎朝、放牧地で引き手(リードロープ)を外した瞬間の走り、ダッシュする姿が印象的。筋肉質の馬体にして、硬さもありません」(木村担当)

 

 

6月1日

北海道・新ひだか町のヤマニンベン牧場在厩。晴天時は、おもに9時間ほどの日中放牧による管理となっています。
「標準よりもやや小さめに生まれ、誕生後はスクスクと成長。ものの数日で放牧地を大きく駆け回れたぐらいの元気のイイ子ですよ。何事にも怯まない強い気持ちを持っており、それが自立心や(放牧地での)みんなの人気者である点にもつながっているようで、骨格があり、気持ちが前向き、体も動けるとなれば、十分な下地が整っていると言ってもよいでしょう。将来的には少なくても標準サイズ以上、スピードや俊敏さを活かしていく馬へと育ってくれそうな気がします」(木村担当)