鹿毛 

1993年4月27日生 

門別産 

アングロアラブ(血量29.27%)

【戦績】64戦25勝 2着16回 3着8回 

【総収得賞金】2億0088万8000円

【馬主】(有)テイリツ 

【調教師】保利 照美(園田) 

【生産者】道見 忠信

3歳時は市川賞、園田ジュニアカップともにテンリライダーの2着だった。
4歳時は26年ぶり史上2頭目の3冠馬を達成したほか、福山、名古屋の交流重賞でいずれも勝ち、96年のNARグランプリ年度代表馬に選ばれた。
5歳時は取りこぼしが多く、重賞は2勝にとどまった。
6歳時は強力な5歳馬に押され気味だったが、長距離のレースでは安定した成績を収めた。
7歳時、佐賀のアラブ大賞典を連覇し、そして好メンバーが揃った兵庫大賞典も制覇、園田金盃もハナ差の2着と相変わらず長距離では抜群の成績を残した。
8歳の序盤は体調が今イチで大敗が続いたが、好仕上がりで臨んだ摂津盃ではシャインマンリーとの死闘の末、同着優勝。ハツタダイドウのもつ重賞最多勝記録を塗り替える、重賞12勝目を挙げた。その後、タマツバキ記念ではデビュー後初めて掲示板を外してしまったが、続く白鷺賞で3着に入り、兵庫の馬として初めて獲得賞金を2億円に乗せた。
2001年に入ってからは衰えが目立ち、大敗が続いた。そしてサマーカップを最後に引退することが発表された。
デビュー以来常に一線級で活躍し、数々の金字塔を打ち立てると共に、我々に様々な感動を与えてくれた偉大な馬であった。