2歳①
トゥルーマートル
父 : ネオユニヴァース
母:スルーレート
母の父 : フレンチデピュティ
牝馬
黒鹿毛
美浦:大久保洋吉厩舎
10月14日
引退
14日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り外目の好位を追走する。勝負どころからじわっと進出をしていき粘り込みを図ったが踏ん張れず9着。「結果的にはもう少し行っていても良かったのかもしれませんが、行き過ぎると甘くなることはわかっていたので、あの形から粘りこむような競馬をしようと思いました。スタートが良かったし、ペースも速くなかったので出たところで溜めてじわっと動きました。前が流れてくれれば内に潜って馬の後ろで溜めることもできたんですけれどね。それでも悪くない格好で立ち回れて直線へ向かえたのですが、これからというときに力を求められてしまい、踏ん張り切れませんでした。馬は頑張っているのですが、格上挑戦だったこともありましたし、相手が強かったのかもしれません。上手く粘りこめるような展開や馬場であればもう少しいいところがあったと思うだけに、申し訳ありません」(黛騎手)「う~ん、悪くない形で立ち回れていたんですけどね。これは結果論ですが、ペースがあれだけ遅かったからもう少し前へ積極的に行っても良かったかもしれない。スローから瞬発力勝負よりの展開になってしまいましたからね。ただ、行き過ぎると甘くなるのはこれまでの競馬からわかっていたことだから難しいところ。恵まれないと厳しいのかもしれないけれど、小柄ながらに力もつけてきて、精神的にも安定してきてコンスタントに使えて頑張っていた馬だから何とかしたかったです。応援してくださった皆さんの期待に応えられずに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」(大久保洋師)お母さん譲りのタフさから小さい馬体ながらも17戦して11戦で掲示板を確保する頑張りを見せてくれました。それだけに、諦めない気持ちで何とかチャンスを勝ち取りたいと臨んだ今回だったのですが、上がりの速い脚を求められるというこの馬にとって分の悪い展開になって、厳しい結果となってしまいました。今回の結果を踏まえて大久保洋吉調教師と協議を行った結果、現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
10月11日
大久保洋厩舎
10日は軽めの調整を行いました。11日は美浦坂路で追い切りました(52秒7-37秒0-24秒5-12秒7)。「先週は除外になったけれど今週に気持ちを切り替えて調整を行っています。先週だったら中1週だったから結果的には多少速かったけれど少しセーブしてという指示のもとやっていましたし、体調も変わりなく来ています。今週は新潟・東京と見ながら考えていたけれど、日曜日の東京牝馬限定戦を本線に考えられればベストと思っていたので水曜日の想定を見たうえで木曜日に追い切ることにしたんです。想定では大丈夫そうだったし、併せて負荷をかける追い切りを行いました。2本目41秒7、3本目37秒とトータル的にはまずまずだな。動きも悪くなかったし、状態をキープできていると思いますよ。予定通り東京牝馬に仕えたんだが、ウチの乗り役に先約があってどうしても都合がつけられないというから仕方ない。できるだけ知ってる乗り役がいいタイプの馬なので隼人はと思ったが新潟だからな。いろいろ考えたんだが、競馬では乗っていないものの稽古のパートナーに乗っていたりして、北海道にいる頃からもこの馬を見ていて、ウチの馬のことも大体わかっている黛が東京で乗るということなので、このコンビでいきます。同じ勝負服がいるようだが、勝負は決まっていないぞ。ここでいい走り、いい結果を出せれば今後にもつながるわけだし、期待を込めて送り出します」(大久保洋師)14日の東京競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1600m)に黛騎手で出走いたします。
10月4日
大久保洋厩舎
8日の東京競馬(3歳上500万下・ダ1600m)に出馬投票を行いましたが、非抽選除外になりました。「できれば牝馬限定戦がいいと思っていましたが、水曜日の想定段階から入りそうになかったので、可能性があるかもしれないと思った月曜日の1600m戦に投票しましたが回ってきませんでした。残念だけれど未勝利の身だからこういうこともありますし、気持ちを切り替えていきます。来週は新潟もあるし、東京だっていい。両面で考えていくつもりです」(大久保洋師)
10月3日
大久保洋厩舎
3日は美浦坂路で追い切りました(53秒8-36秒8-24秒2-12秒4)。「先週はレース後のダメージの有無を慎重に見極めていましたが、変わらず順調だったな。振り替えると前走はこれまでの中でいちばん具合が良かったように思います。結果はもう一つ足りないものだったかもしれないけれど、回ってくる手ごたえが違ったからな。その後ということもあってかダメージもないし、馬は元気があります。カイバも食べれているし、これならばそれほど間を空けないうちにチャンスがあるのならば行ったほうがいいんじゃないかと思うようになりました。1600mというのもピッタリだしな。本場開催でも3日間開催だし、鞍数も多いから分散しやすい。もちろん空きがあればの話ですが、そのつもりで調整を進めることにしました。今朝は同じく3歳未勝利馬のレッドガルシアとのペアで追い切り。相手を見ながら併せるものだったのですが、ちょっと速かったな(苦笑)。3ハロン37秒くらいでいいだろうと思っていたら36秒台で来ちまった。まぁ、ものすごくオーバーペースというわけではないからいいんだけどな。具合がいいからなせる業なんだし、無理をさせて出した時計でもないので大丈夫でしょう。まずは入るかどうか。入ったら何とかモノにしたいですね」(大久保洋師)出馬状況次第ですが、7日の東京競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1600m)に出走を予定しています。
9月26日
大久保洋厩舎
26日は軽めの調整を行いました。「先週はこれまでのなかでもいちばん手応えが良かったんですけれどね。あと少しで勝てそうなところまで来ていただけに本当に残念。ただ、チャンスをいただけたわけですから悔やんでばかりもいられません。まずは脚元の状態。どうかなと心配していましたが、昨日今日の様子を見る限りでは骨りゅうの痛みも緩和傾向。レースへ向かう前に痛みが出切ったかな。時間が経って変わる事だっていくらでもあるからまだ安心はできませんが、現時点で言えば大丈夫そう。賞金を持っちゃっているから出戻りというのもなかなか難しいのもわかりますし、500万下クラスへの格上挑戦も簡単ではないですが、やっていきましょう」(大久保洋師)
9月23日
大久保洋厩舎
23日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り、先団の内々で脚を溜めながら追走。直線では外からじりじりと差を詰めるが展開に泣き3着。「あまり出して行きすぎちゃうと終いが甘くなってしまいますし、溜めを作ることも意識して乗りました。だからと言って後ろすぎてもキツいので前に出たところでジッとしましたが、ペースが思った以上に遅くなってしまいました。手応えはいいし、伸びているんですけれどね。結果的に前へ行った馬が楽なペースで走っていた分余力もあってそれら2頭を捕らえることができませんでした。夏は隼人が乗っていましたが、春と比べても力をつけているように感じていただけに結果を出せなくて申し訳ありません」(吉田豊騎手)「前走から間隔を取ることになりましたが、気になるところをしっかりケアしてきましたし、体もほぼ変わらずで悪くない状態で送り出せたと思います。時計が速くなりやすい馬場コンディションに不安はあったけれど、軽い馬場を苦にするタイプというわけじゃないから時計勝負にならなければやれると不安よりも期待を持って臨んだつもりです。レースは悪くない走りだったんだけどなぁ。手応えは十分だし、上手くさばいて直線は外。“そら、来い!”と叩いて叫んで気合いを入れて応援したのですが、前が楽をしていたので届きませんでした。まだこれから良くなりそうな余地もあるからなんとかならないかと思って相談した結果、500万下クラスへの挑戦で将来につなげるチャンスを模索することになりました。何とかしたいし、できるようにやっていきます」(大久保洋師)気になる不安点をしっかりケアし、臨んだ今回でした。これまで以上にいい手応えと伸びを見せていただけに皆さんも思わず声が出たのではないでしょうか。脚質面からあの形の競馬は致し方ありませんが、スローペースに泣かされてしまいました。良くなってきているだけにここで諦めたくないという気持ちも強いことから格上挑戦にて勝機を狙うこととなりました。ただ、硬い馬場を走った分、骨りゅうの出ていた脚を含めて反動の有無の確認も必要です。最終的にはレース後のダメージ具合を見た上で判断していきます。
9月20日
大久保洋厩舎
19日は美浦坂路で追い切りました(54秒2-37秒2-24秒8-12秒6)。20日は軽めの調整を行いました。「先週は骨りゅうが見られてレースを自重しましたが、調教に支障が出るような強い症状が出ているわけではないので大きな心配は要りませんよ。最後のチャンスだから念には念を入れてだ。歩様には出ていないものの触ると少しだけ気にするものですから、万全を期すために週末に一度ショックウェーブを当てました。その分、いくらか痛みも散って緩和されたように思いますし、大丈夫だろうと判断して水曜日に追い切りをかけています。動きはしっかりとしたもので悪くない。追い切り翌日の今日の様子を見ていても問題なさそうだから予定通り今週の競馬へ向かうことにしました。みんな必死なんだろうけれど、ウチだってそう。あと一歩と言う競馬が続いていますが、何とか勝ち取ってほしいと思っています」(大久保洋師)23日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走いたします。
9月13日
大久保洋厩舎
13日は軽めの調整を行いました。「今週のどれかに向かおうと調整を進めてきましたが、追い切り後の様子を今朝までよく確認していたらちょっと骨りゅうが見られるようになって来ました。痛くて歩様が悪いというわけではないのですが、触ると多少気にするような素振りを見せます。これまで北海道のダートでやっていて、今度はチップへ変化したことによってそういった症状が出てきたのかもしれません。今のままでも行って行けなくはないのですが、今回は通常と異なり一発勝負。そう考えると少しでも楽にしてより良いと思える状態で向ったほうが悔いが残らないし、チャンスも大きくなるはず。そう考えて今週は無理をせず中間は治療に充てて早くて来週の競馬を目指すことにしました」(大久保洋師)今週の中山競馬は見送り、状態次第ですが22日か23日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)に出走を予定しています。
9月12日
大久保洋厩舎
12日は美浦坂路で追い切りました(54秒0-37秒1-24秒6-12秒6)。「今週の土曜、日曜、月曜と3日間とも視野に入れて考えるつもりでしたから追い切りは今朝行いました。同じ限定未勝利を使う馬同士で追い切りだ。トゥルーマートルにウチの乗り役を乗せて、相手は助手が乗ってのものだったのですが、併せたことで若干引っ掛かってしまった。気持ちが強いし、コントロールも難しい馬だから仕方ないところもあります。まぁ、後ろから行っていったん前に出たんだけれど、その後はまずまずの形にまとめたし、時計的にも悪くはない。余力がないとできないものだし、プラスに捉えていいと思いますよ。あとはどのレースに使うかだな。来週まで権利があるので場合によってはそこまで見てもいいんだが、馬の具合はいいし、ギリギリまで悩んだ上で考えます」(大久保洋師)状況次第で変更になる可能性はありますが、今のところ17日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
9月5日
大久保洋厩舎
5日は軽めの調整を行いました。「帰ってきて様子を見ながら少しずつ動かしているところですが、カイバの食いが悪くなることはないし、いい意味で北海道にいる頃と変わらない様子を見せていますよ。競馬を使ってきているから速いところをバンバンやる必要もないので、強い時計は金曜日か週末あたりに出そうと思っています。そのうえで問題ないようならばいちおう競馬は来週を中心に考えるつもり。3日間開催で祝日の日に牝馬限定戦が組まれているけれど、土日にもひと鞍ずつダートの1800m戦が組まれているので、牝馬限定戦をメインにしつつも状況次第でいずれかのレースへ移ることも考えながら調整していくことになるでしょう」(大久保洋師)
8月30日
大久保洋厩舎
29日に美浦トレセンへ移動しました。30日は軽めの調整を行いました。「火曜日に札幌競馬場を出発して、水曜日に美浦へ帰ってきました。丸1日近くかかる輸送でしたから、輸送対策の治療もしっかりと施して馬運車に積みました。レース後だと疲れがある馬はなおさらガクンとき易いのですが、トゥルーマートルは大丈夫だ。まだ帰ってきたばかりだから楽をさせているけれど様子を見つつまた乗り出していきます。いちおう目標は2週目の牝馬に設定してあるけれど、その週かその翌週の競馬に体調を見ながら向かっていきますよ」(大久保洋師)
8月26日
札幌競馬場
26日の札幌競馬では中団やや後方でなだめながら進める。満を持して動きだし、差を詰めようとしたが前も止まらず4着まで。「う~ん、道中はうまく行ったと思ったんですけれどねぇ。最初のコーナーの入りで外の馬に擦られた分、スイッチが入ってしまって力んでしまいましたが、なだめてすぐ落ち着かせることができました。そのときに放してしまったり、向こう正面などから早めに動いてしまうと脚が甘くなるので極力我慢をしたんです。しぶとい馬なので前2頭に並びかけることができれば負かせると思ったのですが、並びかけるひとつ前で脚色が同じになってしまいました。前半のロスがなければ違ったかもしれません。できれば小回りのうちに勝たせてあげたかったのですが、申し訳ありません。1400~1600mくらいがいいとは思いますが、1200mか1800mかと言われたら、やや長いかもしれませんがじっくり運んで1800mかなと思います。ただ、終いは脚を使ってくれるはずですし、どっちの条件でもうまく運べればチャンスはあるはずです」(吉田隼騎手)「具合は良かったし、うまくハマればやれるという手応えはありました。隼人も比較的いいリードをしてくれたし、早めに動いた馬で前が苦しくなってくれるだろうから“ヨシッ”と思ったんだけどな。まさかこの時計で走られるとまでは思わなかったから誤算でした。この馬自身の時計も詰めているんだけどなぁ。あとひとつ欲しい現状ではあるけれどチャンスはあと一回できた。ラストチャンスを何とかモノにしないといけませんし、次に切り替えていきます」(大久保洋師)札幌滞在でじっくり調整してきていい状態で臨めたのですが、1分46秒台の決着となり、あと一歩のところまでで脚色が鈍ってしまいました。最低限の最後のチャンスを得ることはできましたので、週中に札幌から美浦トレセンへ戻り、中山戦に備えていく予定です。
8月23日
札幌競馬場
22日は札幌ダートコースで追い切りました(67秒6-52秒4-38秒3-12秒0)。23日は軽めの調整を行っています。「今週も隼人を背に追い切りました。現地にはいられなかったんだけれど時計的には大体想定したとおりのところで来ていたし、跨った隼人からも“まずまず”という報告を受けていますよ。使ってきているから大きな上積みはないかもしれないけれど、調子はキープできていると思う。最低でも権利を獲れればもう1回チャンスは生まれるわけだが、そんなつもりじゃダメだからな。ギリギリまで相手関係を見て悩んだんだけれど、最終的には牝馬戦へ向かうことにしました。なんでもいい。上手く流れに乗って何とかいい結果を残して欲しいと思っています」(大久保洋師)26日の札幌競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走いたします。
8月16日
札幌競馬場
15日は札幌ダートコースで追い切りました(83秒6-67秒2-52秒2-39秒2-12秒4)。16日は軽めの調整を行いました。「前走後はレース疲労の回復期間を設けてじっくり調整してきました。その甲斐もあって馬の具合もいいほうに変わってきているようだぞ。昨日跨った隼人からも“いい動きだった”と勢いのある電話がかかって思わず今週の競馬を考えようかと思ったくらいだ(笑)。まぁ、滞在だからそれも支障なく対応できたんだけれど来週に向けて調整していましたし、変更せずにそのまま来週に向かっていきます。いちおう一般戦も見るつもりですが、来週の牝馬限定戦を中心に考えていきます」(大久保洋師)今のところ26日の札幌競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に出走を予定しています。
8月8日
札幌競馬場
8日は軽めの調整を行いました。「先週こそはと思ったんだけれど残念でした。いちおうあの手応えで回ってくるし、“ほらっ!”“ヨシッ”とつい力が入ったんだがな。まぁ、それはこの前もか(苦笑)。展開ひとつ、立ち回りひとつのところもまで来ているから何とかしたい。レース後はそのまま札幌に残して様子を見ていますが、多少疲れはあるでしょうけれど問題はなさそう。しばらくは乗ってもゆったりめのところまででとどめて回復を促し、次走へ向かっていきます。今後の良化具合によるので流動的ですが、おそらく中2週の間隔で向かう公算が高いでしょう」(大久保洋師)
8月4日
札幌競馬場
4日の札幌競馬では中団外めを回り、徐々に前との差を詰めに行くが直線で伸び切れず4着。「あとちょっとのところまで来ているんですけどね…。感じは悪くないのですが、最後がどうしてもグッとき切れずに交わすまで行きません。首を上手に使えていないところもあって、沈んで前へ行くというよりその場で回転しているような感じになるからなのだと思います。函館で2着に来たときはモタれながらもグッと来ましたからね。使ってきてるし、疲れもあるのかもしれません。ただ、前走から悪くなっていることはないですし、展開ひとつだと思います。チャンスはあと1~2回でしょうし、何とか勝たせてあげたいです」(吉田隼騎手)「体は増減なしとちょうどいい形で出せたんじゃないかと思います。ただなぁ。上手く行かなかった。序盤で内に潜り込めれば違ったんだけど入るところがなかった。外でリズム良く行ければまだよかったんだが、そしたら外から来る馬がいたからな。だから、早めに動かなければいけなく、距離も走って厳しい展開になった。チャンスは多くてあと2回。枠、展開などキッカケひとつだし、何とか決めてあげたいな」(大久保洋師)上手く調整されレースへ臨むことができたのですが、枠との兼ね合いもあって長い距離を走らされましたし、展開的にも苦しくなってしまいました。今日はレースの様々な要素が噛み合い切れませんでしたが、上手く整えば勝ち切れるところまで来ていますし、残り少ないチャンスを何とかモノにしたいものです。レース後は札幌競馬場もしくは函館競馬場で調整し、中2週前後で次走へ向かう予定です。
8月1日
札幌競馬場
1日は札幌ダートコースで追い切りました(66秒7-52秒0-38秒2-12秒2)。「今日は札幌に来ているぞ。もちろんトゥルーマートルも含めて追い切りを見届けるためだ。先週はソフトな調教に終始する内容にしましたが今週は競馬なのである程度しっかり。66秒半ばくらいかなと思いつつも追い切ったばかりは正確なところはわからなかったんだが、あとで時計を見たらだいたい思惑通り。まぁまぁだな。体を見るとちょっとふっくらしすぎているかななんて感じたもんだから先週ちょっと楽をさせすぎたかと思ったが、これで大丈夫だろう(苦笑)。掲示板を外さなければあと3回はチャンスがあるけれど、そうも言ってられないし、勝たせなきゃいかん。隼人に“勝たせて来い”と喝を入れないとな(笑)。まだ考えているところだけれど、いちおう牝馬を本線に考えるつもりです」(大久保洋師)状況次第で変更になる可能性はありますが、今のところ4日の札幌競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
7月26日
札幌競馬場
25日は札幌ダートコースで追い切りました(69秒8-54秒5-40秒2-12秒8)。26日は軽めの調整を行いました。「いい意味で変わりありませんね。使ってきていて多少なりとも硬さはあるでしょうが、それで進めていけないほどになっているわけではありません。もちろんまったく疲れがないわけではないでしょうからしっかりケアをして普段の調教でもじっくり動かしながら次走へ向けた調整を行っています。水曜日に少し時計を出しましたが、大体思惑通り。競馬は早くても来週あたりと思っているので、それほどやる必要もないと思っていたから5ハロン70秒くらいならちょうどいいでしょう。来週こそは何とかしたいな。牝馬も含めてダートの1700mは4鞍あるので、馬の具合、乗り役の兼ね合い、相手関係などを総合していずれかのレースへ向かうつもりです」(大久保師)来週の札幌競馬への出走を目標に調整しています。
7月18日
札幌競馬場
18日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬はほんとに落ちたと思った。上がってきて脚元の様子を見たところ球節の前面部分をはじめ2箇所ほど擦過傷を作っていました。よくあれから戻ってきたよというくらいで2段階で躓いた格好だったから、あのロスはかなり痛手でしたね。一番弱いところを狙えたつもりだったし、結果論かもしれないけれど走破時計からもあそこがいちばん遅かったからチャンスだったんだけれどな。まぁ、アクシデントがありながら権利を確保しているわけだし、ギリギリセーフと思って次へ向かいます。レース後函館から札幌へ移していますが、今のところは大きな変化はなさそうだ。あくまでもこのあとの状態次第なので前後するかもしれませんが、普通ならば3週目のどこかになるでしょうね」(大久保洋師)
7月15日
札幌競馬場
15日の函館競馬ではスタートで躓いてしまうが、何とか体勢を立て直して中団を追走する。じわりじわりと位置を上げつつ、直線はしっかり伸びてくるも、先に抜けた馬たちと同じような脚色になってしまい4着。「ゲート内は大人しくて問題なかったのですが、気持ちが先行し過ぎてスタートの1歩目で躓いて大きくバランスを崩してしまいました。あそこでロスはありましたが、下手に動かすと脚がなくなってしまうので、あの位置からジワッと行きました。直線は最後まで伸びてくれましたが、前に行った内枠の馬に有利な流れになってしまったのは痛かったですね。今日こそはと思っていたのですが申し訳ありません」(吉田隼騎手)「この前のヴィンドランダもそうだったが、躓いてあんだけ前のめっていたし、落ちたかと思ってヒヤリとした。それでもそこからは上手く立て直してくれたし、あそこで焦ってバタバタしていたら余計に脚がなくなっていただろう。終いはジリジリ来てくれているからな。レース直後は異常はなかったけど、まずはしっかりと見ときます。使って来ているから疲れもないことはないだろうけど、早いとこ決めなくちゃいけないし、状態を見ながら権利内のどこかを考えていきます」(大久保洋師)スタートで躓いて体勢を崩してしまいましたが、何とか踏ん張り馬群につけることができました。展開的に上位馬に向いてしまいましたが、直線ではジリジリとながらも差を詰めてきてくれたように、このクラスでは力上位ですから、次こそは何とか一番いい結果を出したいところです。この後は、今日のうちに札幌競馬場へ移動し、次に備える予定です。
7月12日
函館競馬場
11日は函館Wコースで追い切りました(69秒2-53秒0-39秒2-13秒0)。12日は軽めの調整を行いました。「先週いっぱいの様子を見ていても大きな変化はないようだし、相変わらず馬も元気があるようだ。使ってきているけれどへこたれないし、牝馬であることを考えても立派なものです。いちおう今週入るようならば使うことも頭に入れて調教を行うようにしています。土日とものレースを見るために追い切りは昨日。中1週になるから無理せず気持ちと体を整えるようにサラッと。だいたい69の39くらいの時計だったし、ほぼ思惑通りの追い切り時計。動きも調子もいい意味で変わりないし、想定を見るとどこかしら使えそうだから使うつもりで考えた結果、隼人の都合もついたし、日曜日の一般戦に行きます」(大久保洋師)15日の函館競馬(3歳未勝利・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走いたします。
7月4日
函館競馬場
4日は軽めの調整を行いました。「先週はガックリして疲れてしまった。期待していたんだけれどね・・・。体はプラスだったし、牝馬の調整の難しさは出していないのですが、レースの勝負どころでは余力がなかった。結果論になってしまうけれど調教もちょっと速かったのかなという気持ちも出てきてしまいますよね。無理をしていないものだったから責められないし、仕方ないけれどな。ただ、いずれにしても先週は限定戦にしても一般戦にしてもそこそこメンバーレベルも高かったみたいだし、仕切りなおして何とか勝たせたいですね。レース後の様子を見ているところですが、今のところはなんともないみたいだ。函館中に使えるかどうかは微妙なので、そのときは札幌にシフトすることも考えながら調整を進めていきます」(大久保洋師)
7月1日
函館競馬場
1日の函館競馬では好位から競馬を進める。3コーナー手前から鞍上の手が激しく動きはじめる苦しい展開となり、直線では後続にも交わされ6着。「内枠でしたし位置取りを悪くしたくなかったので、前半から押して行きました。向こう正面でペースが緩んだときに少し力んで、ペースが速くなってからは反応することが出来ませんでした。最後は脚があがっている感じですし、本当はもう少し短い距離がいいのかもしれませんね。この距離で戦うならばもう一列後ろで脚を溜めたほうが終いまできちんと走れそうです」(吉田隼騎手)「内枠だから仕方ないかもしれないけど、ちょっと中途半端なレースになってしまったな。滞在でしっかり稽古をしてるし、乗り手もいい手応えを感じていただけに残念だな。体重こそ少ししか増えていなかったけど、やや余裕があるのかもしれないな。それに今日は時計が示すように未勝利戦の中でもレベルが高かったように思う。権利を逃してしまったのは痛いけど、牝馬限定に拘らずに使えるところを使っていけるように、このまま函館に置いておこうと思います」(大久保洋師)中間の雰囲気もよく期待が高まりましたが、残念ながら前走よりも着順を下げる結果となってしまいました。今後につきましては権利がないので予定が立てにくい状況ではありますが、引き続き函館競馬場で調整を行っていく予定です。
6月28日
函館競馬場
27日は函館Wコースで追い切りました(65秒6-51秒2-38秒0-12秒6)。28日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬に備えて調整をしてきて、追い切りは水曜日に行いました。私は美浦だったので直接見ることができなかったし、現地からの時計と状況の報告を待っていたんだけど、蓋を開けたら時計が速過ぎる。どうしたんだと確認したのですが、実際のところほぼ無理しないまま立ち回って比較的楽に出せた時計で、隼人も好感触を得ていたようだし、この時計も内を通って出した時計。まぁ、具合がいいということでしょうし、心配する必要はなさそうと考えましょう。あと少しのところまで来ているのは確かだし、もうひと押し。当日は現地へ行くつもりだし、いちばんいい結果を楽しみにしています」(大久保洋師)7月1日の函館競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走いたします。
6月21日
函館競馬場
20日は軽めの調整を行いました。21日は函館Wコースで追い切りました(69秒2-53秒3-39秒6-13秒0)。「当初は今週の競馬も考えていたのですが、どうも同じ勝負服で勝ち負けになりそうな馬が複数いるみたいだな(笑)。まぁ、中1週にどうしても拘らなければいけない馬でもないし、それならばということでもう1週余裕を持って来週の競馬を目指すことにしました。水曜日まではじっくり乗る形にして追い切りは今朝行っています。今日は美浦だから直接見ることはできなかったけれど、順調に来ていると報告を受けているぞ。あと一歩のところまできているから何とかしたい。隼人が最初乗れなさそうなことを言っていたんだけれど、調整をつけさせたので、今のところ来週の牝馬を隼人で行くことを第一に考えています」(大久保洋師)「当初は今週の競馬と聞いていたのですが、急遽翌週になりました。最初は他の馬が入っていたのですが、トゥルーマートルに乗りたかったので何とか調整をつけて来週の牝馬に乗れるようにしてあります。稽古も乗せていただいてて今朝も跨りました。雨の影響から馬場がかなり重たくなっていたので時計自体はそれほど速くないのですが、身のこなしや脚色などはしっかりしていたし、変わらず順調に来ていると思います」(吉田隼騎手)7月1日の函館競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
6月13日
函館競馬場
13日は軽めの調整を行いました。「先週は別の馬を有力視していたのですが、その馬は抑えることができたけれど、違う馬に積極的な競馬で押し切られてしまった。悪くない競馬はしているし、常に上位争いをしているからウチのもある意味順番待ちなんだけれどな。残念。ただ、長距離輸送を経てもカイバをしっかり食べてくれ体も増やせて出走できています。トゥルーマートル自身も最初の頃に比べれば力をつけてきているのは間違いないですからあと一押しですね。レース後の様子を見ているところだけれど、今のところは特に異常はないし、問題ないと北海道から報告も受けています。小柄だけれどタフだし、滞在だから楽をさせすぎると重くなりすぎる可能性もあるから、早ければ中1週の競馬も考えるかもしれません。限定戦も選択肢から外したわけではありませんが、一般のほうが却って楽なこともありますから、いずれかのレースで可能ならば引き続き隼人で考えたいと思っています」(大久保洋師)23日もしくは24日の函館競馬(3歳未勝利・ダ1700m)を目標にしています。
6月7日
函館競馬場
6日は軽めの調整を行いました。7日は函館Wコースで追い切りました(70秒2-54秒8-39秒5-12秒6)。「今週の競馬ですし、先週がちょっと軽かったから今回は長めからしっかりやるようにしました。もちろん今週も函館まで見に来ましたよ。隼人を乗せて時計的には5ハロン70秒の39秒半くらいですが、動きはまあまあだな。悪くないと思いますよ。レースに向かえる状態にありますし、予定通りです。水曜日の想定を見ると権利持ち含めてちょっと手ごわそうな馬が数頭いますが、何とか頑張ってもらいたいな。小柄な馬だけれどカイバ食いはこちらに着てからも相変わらず旺盛。環境に慣れてもきているようだし、先週はちょっと重いんじゃないかなと心配したくらいだから体に関してはおそらく大丈夫だろう。中京のときのようなうるさい状態にはならないんじゃないかなと思っていますよ」(大久保洋師)10日の函館競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走いたします。
5月31日
函館競馬場
27日に函館競馬場へ移動しました。30日は軽めの調整を行いました。31日は函館ウッドコースで追い切りました(73秒0-56秒9-41秒6-13秒6)。「考えた結果、函館を目指すことにし、週末に北海道へ移動させました。到着後も問題はなく数日は慣らす期間に充てて追い切りを今朝行っています。人の手のこともあり、単走で追い切ったのですが、動きは悪くないものの時計は遅い。まぁ、カイバはよく食べるけれどガサのない馬で輸送直後ということを考えるとやりすぎるよりはいいでしょう。これまで豊をずっと乗せてきましたが、函館は予定がない。そこで今回は隼人に乗るように依頼しておきました」(大久保洋師)6月10日の函館競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
5月24日
大久保洋厩舎
23日は美浦坂路で追い切りました(54秒7-37秒1-24秒4-12秒4)。24日は軽めの調整を行いました。「先週いっぱいはレース後のケアを行いましたが、乗り出してからも順調で相変わらずカイバをしっかり食べている。元気にしているし、この調子ならば問題なく次走へ向かえると判断して、今週から時計を出していますよ。あまりやりすぎても仕方ないし、維持するようなイメージの追い切り。3ハロン37秒とちょうどいいくらいの時計だし、悪くないな。いろいろと模索していたところですが、東京のマイル戦で力勝負ばかりを挑むより目先を変えて函館の滞在競馬を試してみてもいいかなと思い始めました」(大久保洋師)
5月16日
大久保洋厩舎
16日は軽めの調整を行いました。「先週はいい感じだなと思ったんだけどな。5、5、5と来て2着に来てるのだから頑張ってはいるんだけれどね。目指すはさらに上の着順ですし、何とかしたいですね。レース後の様子を見ているところですが、この馬は偉い。小柄でどちらかというと線の細いタイプなんだけれどカイバはよく食べてくれる。それだから使っていけるし、立派な馬です。今回もカイバを食べれているし、覇気もあるからさっそく今朝は2本乗っているくらいですからね。このまま問題なければ次へ向かっていきますよ。3回東京一杯まで権利を行使できるし、中2週か中3週のタイミングで競馬を考えることになるでしょう」(大久保洋師)
5月9日
大久保洋厩舎
9日は美浦坂路で追い切りました(54秒3-37秒7-24秒7-12秒9)。「今週使うつもりで調整を進めています。今朝は2頭併せで追い切りを行いましたが、先行して後ろから古馬が追いかけてくる形。道中で引っ張ったときに飛んでいきそうな格好をすることがあり、少し力みが見られたのですが、その後はスムーズ。前半の力んだ分もあって終いはもうひとつでしたが、時計的にはまずまずか。あとはどのレースを使うかですが、基本マイル牝馬のつもりではあるものの、前回みたいに飛びぬけた馬がいると具合が悪いので、想定を見た上でどうするか判断するつもりです」(大久保洋師)今のところ13日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)に吉田豊騎手で出走を予定していますが、状況次第で変わる可能性はあります。
5月3日
大久保洋厩舎
2日は軽めの調整を行いました。3日は美浦坂路で追い切りました(57秒1-39秒2-26秒0-13秒0)。「先週いっぱいの様子を見ていても悪くはないな。小柄な牝馬だけれどこの馬普段は比較的カイバの食いはいいんです。それなので頑張ってくれるんだろうな。そのことから少しずつ次へ向けた調整を始めていますよ。今朝は単走馬なりで時計を出すようにしたのですが、脚取り、リズムは悪くない。少し時計を要したのはリンドブルムの直後にやったように馬場がいちばん重たいときだったからで、普通ならば1秒ちょっとは速いだろうからそのつもりで見ていただければと思います。レースはまだ決めていませんが、来週か再来週ですよね。牝馬限定戦を中心に考えますが、一般戦があまりにも弱くなるようなこともあり得るだろうから状況を見ながらですね」(大久保洋師)
4月25日
大久保洋厩舎
25日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は悪くないかなと思ったんですけれどね。もうちょっと勝ち馬にかわいがってもらえれば最後の粘りももう少しあったような気はしますが、甘いことを言ったらダメか(苦笑)。もうワンパンチ欲しい状況が続いていますが、それでも毎回掲示板を確保してくれる馬だから助かりますし、偉い馬ですよ。レース後もいい意味で変わりはなく、今朝も軽く乗っています。背腰に疲れやすさがあるから今回も鍼灸など必要なケアをしながら状態を上げていってまた次へと向かっていきましょう。あくまでもこのあとの状態次第になるのですが、3節か4節で競馬を考えることになるでしょうね」(大久保洋師)
4月18日
大久保洋厩舎
18日は美浦坂路で追い切りました(54秒3-37秒6-24秒7-12秒5)。「結構やっているし、競馬も使ってきている馬だから、当該週の追い切りといっても目一杯には動かしていません。併せてしまい重点で3ハロン37秒半くらいでくればピッタリだと思って指示を出したんです。相手がもうひとつ稽古駆けしないので相手を前の内々を通る形で行かせて、トゥルーマートルが後ろから。こちらはじわっと真ん中から外めを通り、残り3ハロン過ぎくらいからお互いの体を併せていって9分くらいの負荷をかけた追い切りになりました。互いの動きともに悪くなく、これでやりすぎずちょうどいい時計であればヨシと思っていたら・・・37秒6だ。いいな(笑)。思わずニヤッとしたけれど、いい追い切りを行えたし、今週の競馬へ向かえるでしょう。ゲートがちょっとうるさいので、明日あたりに練習して本番当日を迎えるようにしたいと思っています」(大久保洋師)21日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
4月12日
11日は美浦坂路で追い切りました(53秒8-37秒4-25秒2-13秒0)。12日は軽めの調整を行いました。「今週から時計を出して次走へ向けてまた少しずつ調整を進め出しています。背腰などの疲れ具合は多少ありますが、しっかりケアさせているので状態落ちするようなことはありません。たまにカッとするようなこともありますが、トータルで見れば落ち着いているほうだし、昨日やった追い切りの感触もそれほど悪くはない。今後もコンディションを見ながらになりますが、今の調子ならば中2週の競馬を考えることができるかなと思っているところです」(大久保洋師)21日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)に出走を予定しています。
4月4日
4日は軽めの調整を行いました。「先週はハラハラしたけれど、終いはしぶとく脚を使って伸びてきたし、権利を確保してくれて良かった。レースの少し前に疲れも見せていたからどうかと思っていましたが、厩務員もうまくケアをしているし、悪くない状態で送り出せたでしょう。小柄な馬だし、使ってきているのでハードにやり込むことはないでしょうし、今回もレース後のケアを入念に行いながら次へと向かっていくつもりですよ。今朝も軽く乗っていますし、様子を見ながら少しずつ進めていきます。まだどのレースを使うかは決めていませんが、中2~3週での競馬になるでしょう」(大久保洋師)
3月31日
31日の中山競馬でゲートでタイミングが合わずに少し遅れてしまい、道中は無理をせず中団で脚を溜める。直線ではジリジリと伸びてくるも、上位馬との差はなかなか縮まらず5着まで。「大きな出遅れと言うわけではないのですが、ゲート内で少し立ちかけてスタートのタイミングがずれてしまいました。以前より良くなってはいますが、今日もスタートからスムーズに流れに乗って前々で競馬ができていたらもっと差はなかったはずです。競馬を使っているように問題ない状態ではありますが、跨がった感触からは絶好調という感じではなかったので、少しずつ上向いてくれればいいですね。結果を見ても最後のワンパンチがほしいところではありますが、安定して走れれば前進できるはずです」(吉田豊騎手)「ゲートだな。そこでやや後手を踏んでしまったので前々で競馬ができず勝ち負けまで加われませんでした。ただ、最初の頃よりは練習の時もだいぶマシになったほうだよ。実際、再試験とかまでは言われてないですしね。前々でしぶとかを活かすのが理想の形なだけに遅れてしまったからヤバいとヒヤヒヤしたけれど、最低限の着順は確保してくれたから助かった。その時その時だけど、権利があるのとないのとでは調整のしやすさが全然違うからな。輸送で減った分も戻せましたが、中間に一度疲れも見せましたから、また馬の具合を見つつ地元を中心にしながら次を考えていきます」(大久保洋師)レースに向かう過程で疲れを見せたところはありましたが、悪くない状態で出走できました。スタートで立ち上がりかけてしまい中団からの競馬になりましたが、直線でしぶとく伸びて最低限の優先出走権は確保してくれました。次走ではスムーズな追走からさらなる上位争いを期待したいところです。
3月29日
28日は美浦坂路で追い切りました(54秒8-37秒5-24秒9-12秒5)。29日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬に向けて変わりなく調整を進めていますよ。あまりやりすぎても疲労を残すだけなので、今回は3ハロン38秒を切るくらいのところであがってくれば上出来かなと思っていたんです。未出走の3歳馬でウチの乗り役を乗せて38秒前後であがってくるだろうと言う馬とペアを組んで、後ろから追いかける形。ほぼ思惑通りに来ましたし、動き自体は悪くありませんでしたね。背中の張りはいくらかあるものの、それほど酷いものではないし、しっかりケアをしているので出走する分には問題ないレベル。今日もしっかり治療をしてよりいい状態で臨めるようにするつもりです」(大久保洋師)31日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走いたします。
3月22日
21日は軽めの調整を行いました。22日は美浦坂路で追い切りました(55秒2-36秒4-23秒8-12秒1)。「ちょっと疲れが出てきたようで右の背中と左前脚に張りが見られるようになっています。脚に関しては強く圧迫するとやや気にする素振りは見せるものの、乗って乗れなくはないレベル。対角線上ですし、背腰の疲れから前に負担もかかりやすくなっているのでしょう。これまでもしっかりケアをしながら調整をしていますが、より入念なケアを施すようにしていて、針灸治療も取り入れています。追い切りは今朝行いましたが、同じ3歳馬のベルシエロとペアを組んでの追い切り。今の美浦はコースは少し時計がかかるけれど、坂路はわりと速くなる傾向にあるような気がするな。手ごたえ的には3ハロン37秒くらいだろうと思ったら少し速かった。まぁ、無理をしているわけではないので心配は要らないでしょう。跨った豊に感触を確認したら疲れを多少感じるということでしたので、厩務員にこのあともしっかりケアをするように言っておきます」(大久保洋師)31日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
3月14日
14日は軽めの調整を行いました。「レース後に大きなダメージはないし、カイバもまずまず。元気にしていますし、このまま問題なければ次走へ向えるでしょう。まだ今日のところは速い追い切りはやらず普通のところでセーブしています。変わりなければ金曜日あたりから時計を出していって権利を目一杯使った中山2週目の限定戦を目標にピッチを上げていくつもりで考えています。来週の競馬も考えなくはないのですが、状態次第ですね。輸送に関しては慣れも必要だし、個体差もある。震災の影響もあってなかなかこっちでは使えなかったから小倉への直前輸送をやっていたんだけれど、極端な話、中1週で再輸送しても問題ないやつは問題なかったからな。まぁ、小倉とまでは言わないにしても夏になれば福島、新潟も考えていくわけだし、輸送がダメと決め付けすぎないで、そのときの馬の状態と動き、出馬状況を見ながらいろいろ判断していきますよ」(大久保洋師)今のところ31日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
3月7日
7日は軽めの調整を行いました。「先週は残念でした。ただ、競馬へ向かう過程でちょっと苦しさもあったのでしょう。経験を積めばそのあたりもこなすので今後がダメというわけではないんだが、今回に関しては初めての長距離の輸送競馬だったために体が少し減っていたし、ピリピリしてゲートもうるさくなっていました。スタートも思ったほど行けなかったですからね。前が止まらないし、ワンペースなところがあるからということで動いていったけれど、流れに乗り切れていないタイミングで動いたらそりゃ早い。まぁ、それでも5着に残しているのだからダメではないのかもしれないし、動いていなかったらどうかはわからないんですけれどね。力はつけているのだと思いますし、何とかしたいな。こちらに帰ってきてから疲れるかなと思ったけれど、そんなことはなくカイバもしっかり食べているんですよ。まずは体を戻す必要はあるだろうから今のところは権利を目一杯使おうかなとは思っているんです。もちろん回復が早くて条件が整うようならば再考し直しますけれどね。もう乗り出していますし、様子を見ながら考えていきます」(大久保洋師)
3月4日
4日の中京競馬では6~7番手を追走し、早めに動いていくが、直線での脚色が同じになり5着。「道中頭を上げてしまう素振りがありましたが、内から出てこられて進路が悪くなり影響したものでした。スムーズに運べていれば違ったんですけれどね。また、今日は体が減ってしまっていました。輸送があった分仕方なかったのですが、前回がギリギリかなと個人的には感じていただけに、その点もちょっと堪えたのかもしれませんね。余力があれば最後の脚色ももっと良かったはずです。ゲートのなかがうるさくて発走員からも指摘されましたし、しっかり練習しておきます」(吉田豊騎手)前々で押し切る競馬をしたかったのですが、ゲートでやや煩くなったこともあり先団からの競馬になりました。この馬の特徴をよく知る鞍上が早めに仕掛けて勝ちに行く競馬をしてくれましたが、スムーズでなかったところも影響して何とか掲示板内に踏ん張るのが精一杯でした。このあとはまず輸送で減った体を戻すことになるでしょうし、馬の回復具合と番組を見ながら次走を模索していくことになります。
3月1日
2月29日は美浦坂路で追い切りました(53秒7-38秒2-24秒8-12秒2)。1日は軽めの調整を行いました。「いちおう中山と中京の両睨みの形でしたが、正式に中京へ向かうことになりました。メンバーなどを見ても想定段階では中京のほうがベターかなと思えるものでしたしね。追い切りは輸送もあるので水曜日に行いました。これまでと同様に坂路で追い切っていますが、使ってきているので無駄に強い調教ばかりをやる必要はありません。体と心肺機能を維持するようにじっくり動かすイメージで動かし、いい意味で変わりない動きを見せてくれています。いいところまで来れるようになってきていますが、どうも終いがかったるいですよね。そのあたりはまだパンとし切れていない分もあるのだと思いますが、少しずつですね。やや癖のある馬なので豊が乗れるのはいいことだと思いますし、新しいコースでいい結果を出してくれることを期待したいですね」(鈴木助手)3月4日の中京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走いたします。
2月23日
22日は軽めの調整を行いました。23日は美浦坂路で追い切りました(55秒2-37秒5-24秒3-12秒2)。「先週からいい意味で変わりなく順調に来ていますよ。いちおう競馬は早くて来週のつもりですから、今週は体調を維持するような調教を行うようにしています。木曜日の今朝時計を出したのですが、2本目が42秒台だったので、8~9分の負荷をかけるために3本目は38秒くらいでいいかなと思っていました。まぁ、実際のところはコンマ5秒ほど速かったけれど、動きを含めて悪くはなかったかな。このまま進めていきますよ。来週から3場開催になりますが、ウチの乗り役が日曜日は中京に行くこともありますから、中山だけでなく中京も頭に入れて考えるつもりです。どちらも牝馬限定の1800mだし、状態やメンバーを見て最終的に決めていきます」(大久保洋師)今のところ3月3日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)か3月4日の中京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
2月15
15日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は悪くない形で回ってきているのに直線でいざ追い出してからがじりじり。まぁ、芝スタートの条件、しかも外枠でより芝の部分を長く走ることになった分、なかなか前へ行けずに脚を使った分もあるのだろうけれどな。もうひとパンチ。距離が長いということはないと思うし、短くしたら却って追走に苦労しそうだし、このくらいの条件で力を養いながら上手くチャンスを拾うしかないかなと思っています。レース後の様子を見ていましたが特に問題なさそうですね。今日はさっそく坂路を2本登っているくらいですからね。状況を見ながらになりますが、中山はほぼ毎週牝馬限定のダート1800m戦がありますから、今のところ2週目か3週目かななんてイメージしているところです。もちろん状態を見ながら臨機応変に考えていきますよ」(大久保洋師)
2月8日
8日は美浦坂路で追い切りました。「予定通り今週の競馬へ向かうつもりで、権利を持っているから確実に出られるし、今朝追い切っています。ただ、追い切るのはいいんだが、今朝は坂路の時計表示が出ない。コースは人の手で計測されるものなのですが、坂路は馬や人の背に巻いたバーコードを読み取る自動式。それが今朝は不具合によって終盤の時間帯以外はリアルタイムで出なかった。それで仕方なしに坂路モニターを見ながらストップウォッチ片手に自分で計測してみたら3ハロン32秒台というとんでもない表示が出てしまった(苦笑)。よくよく見直すとボタンを押すタイミングのハロン棒が違っていて100mのズレがあったみたいだ。100mが大体6秒と考えると32プラス6で38。うん、3ハロン38秒なら普通だな(笑)。同じく今週使う予定の馬と併せたのですが、動き自体はまあまあ。やりすぎる必要もないし、これで十分でしょう。マイル戦をメインには考えていますが、最終的にどちらにするかは明日までの状況を見て判断するつもりです」(大久保洋師)12日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)か同日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1400m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
2月2日
1日は軽めの調整を行いました。2日は美浦坂路で追い切りました(55秒1-37秒1-24秒3-12秒0)。「今週か来週を見ながらの調整でしたので、追い切りは今朝に行うことにしました。水曜日の想定を見る限りでは1頭ちょっと怪しい馬がいて他は平均的かなというメンツのようでしたね。勝つためにはできる限り前走ようなことを避けたいので、今週は見送ることにしました。来週ならばダートの牝馬限定戦が1400mと1600mと2鞍組まれているので、メンバーも分散しやすいんじゃないか?そう思ったのも来週にする理由のひとつです。今朝そう判断しましたので、今朝の追い切りは9分でやるように指示したんだが、馬の行きっぷりがいいもんだからほんの少しだけ時計が速かったな。理想は3ハロン38秒を切るか切らないかのところだったのだけれど、まぁ速すぎたというほどでもないので大丈夫でしょう。いちおう1600mをメインには考えているのですが、豊に言わせると1400mも対応できるだろうと。それならば来週もメンバーを見てどちらかのレースを考えることにします」(大久保洋師)今週の投票は見送りました。今のところ12日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)か同日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1400m)のいずれかに吉田豊騎手で出走を予定しています。
1月25日
25日は軽めの調整を行いました。「先週はいい形で競馬をしていただけに残念でしたが、勝った馬以外はそれほど差はないですし、チャンスは回ってくるはずです。レース後の様子を見ているところだけど、もうすでに乗っています。今日は坂路2本だ。もちろんハロン20秒くらいの本当にゆっくりのキャンターだけれど、動かしている感じでは特に気になるポイントもないですから、このまますぐ次の競馬を考えることができるでしょう。左回りになってもダートならば安定してこなしてくれると思っているし、大丈夫だ。早ければ中1週の来週を考えますが、あくまでも今後の状態と相手などを見ながら翌週くらいまで幅を持たせて調整していきますよ」(大久保洋師)早ければ2月5日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)に出走を予定しています。
1月21日
21日の中山競馬ではスタートして押していくが外のほうが速く先団を追走する形。最後にジリジリと伸びてくるも4着まで。「最内枠に入りましたし、できればハナへ行きたかったんですけれどね。どうしてもまわりのほうが速くて行けませんでした。最初のコーナーのあとにペースが落ちると口が敏感な分だけ頭を上げる面も見せましたが、それでも勝負どころはいい手応えで回ることができました。普通であればこれならと思えるものだったんですけれどね。手応えほど追ってからの伸びがなく、ジリジリとした脚でした。テンも終いもグッとこれないのはまだ力がつき切ってないというのもあるのでしょうが、少しずつ良くなってるのは確かです。このままいいほうへ行ってくれればと思います」(吉田豊騎手)「できればハナへ行きたいなと乗り役とも話をしていたんだが、ダメだったなぁ。それでも勝ち馬が通ったところをスーッとほぼ馬なりの形で立ち回ってきたのですが、最後の伸びは思っていたほどではなかったですね。小柄でまだ非力なところがあるから仕方ない分もあるのでしょう。まぁ、少しずつ着順も良くなってるし、まぁまぁだな。勝ち馬は強かったけど2着以下とはそれほど差はないし、あと少し。1400mより1600mのほうが合っていそうだし、早くて東京2週目の牝馬限定戦から考えていきます」(大久保洋師)小柄な馬ながら日々のトレーニングに音を上げることもなく、少しずつ力をつけているところです。徐々に前進してきて掲示板も確保してくれるようになってきましたし、この調子で待望の初勝利を目指していければと思っています。まずはレース後の見極めを行い、東京の牝馬限定のマイル戦へ向けた調整を行っていく方針です。
1月18日
18日は美浦坂路で追い切りました(56秒5-38秒0-24秒6-12秒2)。「先週を見送って今週に備えた調教をしています。ガサのない馬ですが、ああ見えてカイバは食べてくれるんだ。カン性のキツいところはあるけれど牝馬ということを考えれば頼もしい限り。あまり調教ばかりやっても疲れてしまうものですが、今のところ大丈夫です。土曜日の牝馬限定戦に出られればいちばんいいから水曜日に追い切ったのですが、時計的にはこんなものでしょう。やりすぎてもいけないのもあるけれど、稽古でメチャクチャ動くという馬でもないからな。万が一を考えて来週になってもいいように調整をやっているので今週はこれで十分だし、今週の出走となっても態勢は整っていると思いますよ。ここ数戦はちょっといいところはあるけれど、思い通りに行ききれなかった部分もある。他もいることだから仕方のないことですが、経験を積みながら力を付けていければ勝機は来ると思いますよ」(大久保洋師)21日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
1月12日
「先週は6頭使いたい馬がいたんだけれど5頭が除外になり具合が悪く思わずJRAの職員に愚痴をこぼしてしまったんだが、今週は11頭中5頭が使えなかった。参った。まぁ、こればかりは混雑しているから仕方ないですけれどね。トゥルーマートルも投票の前段階からちょっと分が悪そうだったので今回は投票せず来週に専念することにしたのですが、何とか出られるといいな。もちろん延びることも考えられますから東京になることも考えながら調整します。うん。今が我慢のときだな」(大久保洋師)今週の出馬投票は見送りました。出馬状況次第では東京開催になる可能性はありますが、今のところ21日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に出走を予定しています。
1月11日
11日は美浦坂路で追い切りました(57秒8-40秒3-26秒6-12秒9)。「この中間は変則日程でもありましたし、競馬も使ってきている馬なので速いところは必要ないだろうと判断してじっくり動かす内容にとどめていました。そして、今日。全休明けの日ではありましたが、今週の土日あわせて3鞍あるダート1800m戦のいずれかへ向かうことも考えていたので、じっくり動かして少し気温が上がった後半の時間帯に追い切りをかけました。とは言っても、競馬も使ってきているし、十分すぎるほど稽古も積んでいるから乗り手には速くなり過ぎるなよと意識付けしておいたんです。そしたら、まぁ遅い(苦笑)。2本目が通常より少しだけ速くなったもんだから余計に加減したのもあるのでしょうが、3本目の3ハロンの時計を38~39秒でまとめるところを40秒。まぁ、こちらの指示を忠実に守って速くならなかっただけヨシとするか。オーバーワークになって疲れるよりはよっぽどマシですからね。いちおうギリギリまで状況を見るつもりでいますが、想定段階だと微妙なところですね。来週もどうなるかはわかりませんが、明日の状態とまわりの状況を見ながら今週か来週のいずれかを考えていくつもりです」(大久保洋師)
1月6日
4日は美浦坂路で追い切りました(55秒1-37秒2-24秒2-12秒4)。6日は軽めの調整を行いました。「年始の変則日程で通常とは異なることが多かったため、今週の競馬を使う馬に限っては日曜日のレースを考えている馬は4日に追い切ることにしたんです。トゥルーマートルもその1頭で、今開催に2鞍しか組まれていない牝馬限定戦が今週あってできれば使いたい。そう思って4日に追い切ったんです。動きはいい意味で変わりなかったし、時計的にも及第点。少しずつ前進できているように感じますから、使ってあげたいという一心だったのですが、残念ながら除外だ。こればかりは権利を持っていないから仕方ないな。いちおう4週目の限定戦をメインに考えていくつもりではいますが、また除外になったら具合が悪い。来週は一般戦ですがダート1800mが3鞍組まれていますし、馬の具合と状況を見つつ来週か再来週の競馬を考えていきます」(大久保洋師)8日の中山競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に出馬投票を行いましたが、非抽選除外となりました。今後の状態を見ながら来週以降の競馬を予定しています。
12月24日
24日の中山競馬ではスタート後に積極的に行くも逃げられず3番手から。勝負どころでも前々に付けたまま直線に向くも、そこからは目立った伸びを見せられず6着。「勝負どころの手応えは悪くなかったのですが、追い出してからがいまひとつになってしまいました。逃げてもいいと思ってスタート後に積極的に押していきましたし、やはり行き切りたかったですね。自分のリズムで運べればまた違うはずです。これまでは右にモタれることがあったのですが、今日は右回りということも良かったのか気になることはなかったですね。そのあたりは肉体的に固まっていない影響はあるでしょうが、ハミに敏感なところや他馬を気にしていた可能性もありますし、気持ちの部分もあるでしょう。それを考えてもこれからの経験を大事にして、勝ちにつなげていきたいですね」(吉田豊騎手)「もう少し楽に行ければまた違っただろうけどな。それでもスタート後に積極的に行ったことで次走以降に前に行きやすくなるだろうし、いろんな経験を積むことで競馬の幅が出てきてくれるでしょう。やはり現状だとダートが良さそうだし、同じような条件を使っていければいいな。まずはレース後の状態を見ることになるけど、次は今日よりもいい走りを見せてほしいね」(大久保洋師)直線では思ったような伸び見せられませんでしたが、前半から積極的に行ったことがいい刺激になって次につながってくれればと思います。この後は、レース後の状態に問題がなければ在厩で次走に向けて調整を進めていきます。
12月22日
21日は美浦坂路で追い切りました(57秒5-38秒1-24秒5-12秒1)。22日は軽めの調整を行いました。「予定通り今週の競馬を考えて調整を行い、水曜日に追い切りました。この馬も今では3本追いをしているのですが、その3本目の追い切りは前半の行きっぷりは悪くなかったのですが、最後の最後でふらふらしていましたね。まだ非力なところがあるし、口が敏感でもあるので、そういった影響があったのかもしれません。ただ、総合的には時計を見ても悪くないですし、出走の態勢は整っていると思います。癖はありますが、前走の内容からさらに前進できそうですし、オールダートのこの条件でいいところに来てくれないかと思っていますよ」(大久保洋師)24日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走いたします。
12月15日
14日は軽めの調整を行いました。15日は美浦坂路で追い切りました(56秒6-38秒7-25秒3-12秒5)。「来週の競馬を予定していますから今日はそれほどやりすぎるなと伝えておきました。ただ、まったくやらないわけにもいかないから3ハロン38秒と指示を出しておいたんだが、実際のところは38秒7。やや遅かったが、先週の競馬を使うつもりで先週も負荷をかけたし、速すぎるよりは遅いほうがまだいいだろう。動きも気配も悪くないと思いますよ。華奢な体つきですが、極端な細化もないし、今の状態を維持して来週行きましょう」(大久保洋師)24日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
12月8日
「想定を見るとちょっと分が悪いなと思っていたのですが、結局のところ抽選にもひっかかりませんでした。いろいろと想定して場合によっては小倉へ再投票することも考えていたんだが、さすがに可哀想か。まぁ、できることならばウチの乗り役のほうが癖もわかっていていいだろうし、4週目にまた限定戦があります。具合が良かったりすれば来週も一考するかもしれませんが、今のところは4週目の同条件を考えるつもりです」(大久保洋師)10日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)は非抽選除外となりました。今後の状態と出馬状況次第になりますが、今のところ24日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に出走を予定しています。
12月7日
7日は美浦坂路で追い切りました(57秒6-38秒3-24秒7-12秒2)。「使えれば中1週になるので今朝は無理しない程度に追い切りました。豊を乗せて前を行くヴィンドランダを追いかける形だったのですが、走りは悪くなかったですよ。馬場が重たかったのもあるでしょうが、時計も悪くないですし、問題ないでしょう。前回は芝スタートの条件でしたが、今回はオールダートだ。右回りにもなるし、そういった条件の変更をどうこなしてくれるか。楽しみですね」(大久保洋師)10日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
11月30日
30日は軽めの調整を行いました。「まだ完全に不安や課題を克服したとまでは言わないかもしれませんが、今回はオッと思わせる内容でしたよね。やっぱりダートがいいのだろうか。体もキープできているし、感触は悪くなかったのでこのあともダートへ行ってみましょう。さっそく乗り出していて、今朝は角馬場と坂路1本。少なくとも今週いっぱいは見なければいけないかもしれませんが、問題ないようならば来週行くつもりで準備していきますよ」(大久保洋師)12月10日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
11月26日
26日の東京競馬ではまずまずのスタートから道中4番手を追走する。直線では楽な手応えのまま先団との差を詰めてくるも、前が壁になって追いづらくなってしまい6着。「切れるタイプではないため、直線で前が開いた瞬間に間を突くような器用な立ち回りは出来なかったのですが、砂を被っても問題なかったですし、現状だと芝よりダートの方がいい感触を掴めましたね。今日は右側に壁を作って走れたので大きくモタれることはなかったのですが、その素振りはありましたし、今後もそのあたりは課題になるでしょう。脚質を考えても前々で粘り込むような競馬が出来れば理想的ですが、今日は気持ちを切らさずにまずまずの走りをしてくれましたし、ダート2戦目の次はさらに前進が可能だと思います」(吉田豊騎手)「やっぱりダートなのかな。ジリッぽいところがあるから直線で前が詰まったときに機敏に動けなかったけど、一瞬オッと思わせてくれたし、悪くない内容でしょう。気難しいところを見せずにこういう競馬が出来るんなら、次につながっていくだろう。次は中山が舞台になるけど、状態と出馬状況次第で2週目か4週目の牝馬限定戦を目標にします」(大久保洋師)6着と結果だけを見れば満足いくものではありませんが、芝で走った競馬と比べれば内容に進展が見られました。次は暮れの中山開催が目標になりますが、スムーズな競馬で結果を残してくれることを期待したいと思います。
11月23日
23日は美浦坂路で追い切りました(57秒8-37秒9-24秒5-12秒1)。「今週の競馬を予定しているので今日しっかりやりましたよ。この馬は2本ですが、1本目を14-14くらいでのぼって2本目にしっかり。結果的には3ハロン37秒9でやや一杯という手ごたえで入線。まぁ、まだ力が付き切っていない分もあるだろうけれど、総合するとそれほど悪い時計ではないから大丈夫でしょう。口が擦れるので稽古ではリングハミを使用しないようにしていますが、本番では前走同様使うつもりです。そして、矯正馬具の使用についても考えていましたが、芝からダートに替わるのもあるし、どれが良かったのか掴みにくくなるところもある。砂を被ったときなどを考えるとリスクもあるので、今回ブリンカーは着けないでおこうと思っています。これまでもお話しているように線が細い分、ダートでタフさを要求されたときにどうだろうかという不安はありますが、お母ちゃんはどっちもこなせたからな。トゥルーマートルもそうであってほしいと思っていますよ。前回はちょっと気難しい面が出てしまいましたが、能力的には上位争いをできるはずの馬なので前進をしてほしいと思っています」(大久保洋師)26日の東京競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
11月17日
16日は軽めの調整を行いました。17日は美浦坂路で追い切りました(58秒1-40秒0-26秒3-12秒8)。「トゥルーマートルは木曜日の今朝追い切りを行いました。競馬は早くて来週だから今日は単走。3ハロン38秒ちょっとで来いと言ったんだが、実際は40秒。遅い。まぁ、そうは言っても難しいんだがな。乗り手は時計が速くなってしまっては怒られる、遅くなっても怒られるから大変だが、大きなミスというほどのものではないし、競馬は今週ではないので今回は仕方ないとしましょう。ただ、感触は悪くないですよ。小柄な馬だけれどカイバが上がることはないし、体がガレるようなこともない。今度はダートに矛先を向けるつもりなので、パワーを求められるとどうなのかはちょっと不安でもあるんだが、いろいろ試してみましょう」(大久保洋師)26日の東京競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
11月9日
9日は軽めの調整を行いました。「あんなわけないんだけれどな。状態は悪くないと思ったし、走らない馬ではないはずなんだが、ピリッとしない競馬になってしまいました。スタート後に口を割っていたし、外の馬が入ってきたときに少しだけ窮屈なところもあったのでしょうから、馬が嫌気を差したところもあるのかもしれませんね。調教ではいいところがあると思っていただけに申し訳ありません。レース後は特に変わりないので、このまま次へ向かいますが、ダラダラしていても良くありません。いろいろ試したいと思いますから、血統的にも楽しみが持てるダートを使ってみるつもりです。このまま状態面に問題がなければ東京の最終週にある限定戦を第一に考えていくつもりです」(大久保洋師)26日の東京競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1600m)に出走を予定しています。
11月6日
6日の東京競馬では後方で脚を溜めて直線勝負にかけるも、追い出してからの反応がなく11着。「スタートの一歩目に右にモタれてしまいましたが、すぐに態勢を立て直せましたし、道中もこの馬なりに我慢が利いていたと思います。勝負どころの手応えもまずまずでしたから、直線でどれくらい伸びてくれるのかと思っていたのですが、追い出してからグッと来ませんでした。調教の動きは良かったし、前走と比べても雰囲気は悪くなかったのですが、気難しい面を見せてしまったのかもしれません。また、切れるタイプではないのでダートを試してみる価値はあると思います」(吉田豊騎手)「状態はまずまずだったしどれくらいやれるか楽しみにしていたんだけど、案外な走りになってしまったな。結果論ではあるけど、溜めずに行かせても良かったかもしれないな。また、もしかしたらモタれに対応するために使用したハミが合わなかったのかもしれない。調教の動きを実戦で出せれば今日のようなことはないだろうけど、少し気が悪いから次はブリンカーでも着けるかもしれません。お母さんはダートで勝ち上がっているし、この馬の走りからも悪くないだろうから、どこかのタイミングで条件を替えることも考えていきます」(大久保洋師)2戦目の競馬で前進を期待しましたが、直線で思ったような伸びを見せられませんでした。今日のスタートでモタれてしまいましたが、調教でもそのようなシーンがありましたし、まだ体がしっかりし切れていないのでしょう。また、精神面でも気難しいところを見せてしまいましたし、まだこれから心身の成長を促していきたいところです。今後についてはレース後の状態を確認して、どうするかを決めていきます。
11月2日
2日は美浦坂路で追い切りました(54秒7-36秒9-24秒0-11秒9)。「先週の追い切りの際に少しモタれるのが気になったとのことで、リングバミを使ってみることにしました。ただ、それが当たることで口を少し気にする面も出てきているようです。ずっと使い続けると却って馬に悪い影響を与えてしまいかねませんから、乗り役とも相談して速いところをやるときと競馬のときくらいだけ使って改善を図ることにしました。今朝の追い切りでもやってみたのですが、少しだけモタれる感じはあったようですが、目立つほどではありません。精神的なものと肉体的なものがまだしっかりし切れていない部分も影響しているのでしょうし、少しずつ慣らしながらですね。追い切りの時計に関して言えば1本目が速い。それは、トゥルーマートルが悪いと言うより相手が先に出てしまって必然的に速くなってしまったものでした。2本目は37秒を切るくらいですがオーバーワークにはなっていない。ただ、調教時計はウチの肝なのだからしっかりやるようにスタッフたちにはキチッと言っておきます。ご心配をおかけしましたが、調整ミスというほどではないし、状態自体は変わりなく来ていますから、予定どおり行くつもりです。初戦は追ってもうひとつでしたが、使った今回でどれだけ動けるか。課題点も含めて前進してくれることを期待しています」(大久保洋師)6日の東京競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
10月27日
26日は軽めの調整を行いました。27日は美浦坂路で追い切りました(57秒2-37秒0-24秒0-12秒1)。「今朝の追い切りに跨りました。体調自体は前走後も変わらず来ていますし、これと言った不安はなさそうですね。ただ、今朝の調教で少しだけ右にモタれるようなところが見られました。トモなどがパンとしきれていないところも影響しているのでしょうが、そのあたりがポイントだとは思いますね。先生とも相談して、例えばハミを少し工夫してみるなどして対応することを考えてみたいと思います」(吉田豊騎手)11月6日の東京競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。
10月19日
19日は軽めの調整を行いました。「先週いっぱい様子を見ていましたが、いい意味で変わりありませんよ。目標はいちおう開催替わりの週の牝馬にしてありますから、今週か来週あたりからボチボチ上げて行こうかと考えているところです。4節あれば出れそうな気もしますが、牝馬限定戦となると他とはやや異なりますからね。まぁ、それでもできれば牝馬同士でやれるほうがいいでしょうし、そのつもりで調整できればと考えていますよ」(大久保洋師)今のところ11月6日の東京競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)に出走を予定しています。
10月12日
12日は軽めの調整を行いました。「先週は思ったほど弾け切れませんでしたが、ゲートの課題を見せることもなかったし、スタートを切ってからもまずまずの位置で競馬ができていました。決して悪い内容ではないし、悲観することもない。レースを使いつつ形を作っていければと思っています。レース後、月曜日から今朝の様子を見ても特段問題はなさそうですね。このまま変わらないようならば続けて使っていきますよ。優先出走権を持っていませんし、このあとの体調次第のところもありますから次走については確定できませんが、開催替わりの週の限定戦あたりをいちおうの目標にしています」(大久保洋師)このあとの状況で前後する可能性はありますが、今のところ11月6日の東京競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)あたりを目標に調整を進めていく予定です。