2歳⑥
デザインフューチャ
父 : ゼンノロブロイ
母:プレジャーコネクション
母の父 : ダンチヒコネクション
牡馬
黒鹿毛
栗東:国枝栄厩舎
7月4日
ここまでの経緯や2戦のレース内容、本馬の成長の進度などを踏まえ、国枝栄調教師と今後の進退につきまして慎重に協議を重ねました結果、9月からの再スタートではあまりにも分が悪く、現時点における引退が適切であるとの結論で正式に合意。僅か2走の段階ゆえ、心情的には大変苦しい決断となりましたが、近日中に競走馬登録を抹消することとなりました。なお、出資会員の皆様には、抹消手続き完了後に詳細を書面にてお送りいたしますので、発送まで今しばらくお待ちください。
「思うような体力強化が進まず、二度目のタイムオーバーにより2ヶ月間の出走制限。まだ2回しか競馬を使えていないため、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、置かれている状況を考えますと早めに引退をさせてあげることも会員の皆さまのためかと…。今後は乗馬として、のんびりさせてあげたいと思います」(国枝調教師)
6月28日
6月30日(土)福島7R 3歳未勝利(ダ1700m)に嶋田純次騎手にて出走予定。
「体調に変動はなく、終い12秒台はこの馬にしては悪くない数字。今週の一本であらかた仕上がりましたね。デビュー戦の時よりも確実に前進が見込めそうですが、その前回がタイムオーバーだったことを考えると、どこまで時計を詰めることができますか。正直なところ、まだ期待よりも不安のほうが大きい心境です。今回は減量騎手を起用してみます」(国枝調教師)
「あまり攻めすぎて反動がきても困りますので、稽古は適度なボリュームで。持て余し気味だった初戦と比べると、体に締まりが出て、気持ちも前向きになりつつありますので、今の状態でどこまでやれるかでしょう」(佐藤助手)
6月21日
美浦トレセン在厩。坂路2本乗りを主体として、昨日は3頭併せの真ん中で乗り込まれています。
「前回の入厩時よりは前進が見込めそうですが、相変わらず各所に負担が掛かりやすい安定感を欠くような走りになっており、なかなか時計が詰まってこない状況が続きます。反動などを考えると、どうしても坂路でしか調教できないのもツラいところでして…。来週6月30日(土)福島4R 3歳未勝利(ダ1700m)または、福島7R
3歳未勝利(ダ1700m)を目標に、あと2本しっかり乗り込んでいきたいと思います」(国枝調教師)
6月13日
ジョイナスファーム在厩。週1回の速めを順調に乗り込まれており、今週末の美浦トレセン帰厩が予定されています。
「8日に半マイルから15-15を消化、前週よりも行く気のある走りでしたよ。予定通り、9日には長針と筋注を行っており、乗り手によれば、『背腰が楽になった分、前駆にかかる負担も軽減されているのでは』とのこと。体調や毛づやも問題ありませんので、あとは厩舎にお任せしたいと思います」(古谷社長)
6月6日
ジョイナスファーム在厩。周回コースにてダク700m、軽いキャンター1400m、ハロン17~19秒ペースのキャンター1400~2100mを消化。先週末より、週1回の速めを開始しています。
「1日に来場した調教師より、『15-15開始』の指示。先週末は3Fから行きましたが、思っていた以上にハミを取って走ってくれましたよ。今週は半マイルから行く予定になっており、来週は53秒台を乗って、さらに態勢を整えていく構え。帰厩前に『腰への長針と筋肉注射を打って』(獣医師)送り出すことになると思います」(古谷社長)
5月30日
ジョイナスファーム在厩。おもに周回コースにてダク700m、軽いキャンター1400m、ハロン17~19秒ペースのキャンター1400~2100mを消化しています。
「背腰へのマッサージとマイクロ照射でケアしながら、少しずつピッチを上げているところ。ハッキリとした疲れや違和感はないものの、まだトモを中心としてひ弱い印象は拭えませんね。近日中に調教師が確認に来る予定になっていますので、その際に15-15への移行のタイミングを判断してもらう予定です。飼葉喰いの心配がない点や気の悪さを感じさせない点を生かして進めていければと思っています」(古谷社長)
5月23日
ジョイナスファーム在厩。現在は、周回コースにてダク700m、軽いキャンター1400m、普通キャンター1400~2100mを消化しています。
「『いくらかペースを上げ、ひとまず今週一杯は普通キャンターまでで様子を見ていこう』と調教師。腰がパンとしておらず、トモがまだ頼りない感じでもありますので、バランスを取る際に自然とかばい合うような走りになり、余計な負荷がかかりやすいことが予想されますからね。すぐに時計を出し始めるのではなく、『慎重に段階を踏みながら』進めていく予定になっています」(古谷社長)
5月16日
ジョイナスファーム在厩。現在は、おもに周回コースにてダク1400m、ハッキング700m、軽いキャンター2100mを消化しています。
「それなりに疲れはありますが、裂蹄箇所は落ち着いていることですし、跛行もありませんので、少しずつ乗り始めていますよ。現状ではトモが緩く、各所に負担がかかりやすい走りに見て取れます。出走制限を受けた後でもありますので、目下は感触を確かめながら、慎重に乗り進めていきたいところです」(古谷社長)
5月9日
本日午後、千葉県香取市のジョイナスファームへ放牧に出ています。
「一度叩いてからとは思っていましたが、現状ではまだレースに対応できない恰好に。あの内容では(レースを使ったことによる)大幅な変わり身を望むこともできませんので、もう一度牧場のほうで乗り込みを重ねていくほかないでしょう。裂蹄部分にも負荷をかける形になりました。そちらもよくケアしてもらいながら、鍛え直していきたいと思います」(国枝調教師)
5月6日
スタートダッシュがつかず、前半は離れた最後方を追走。3角で一旦は馬群に取り付きに行ったものの、ラストは再び差を拡げられてしまい、結果16着での入線となっています。
「返し馬の段階からトモの踏み込みが甘く、どうもしっかりとしていない感じでした。それだけにあまり無茶をさせてバランスを崩したり、痛めたりしたらいけないと思い、デビュー戦でもある今日は、無理矢理動かすようなことは避けておきました」(後藤騎手)
「追い切りを重ねることが出来ていましたので、叩いての変化にも期待を寄せて一度競馬を試してみたわけですが、トモがまだ実戦レベルに追い付いて行けなかった様子。厳しい競馬を強いられてしまいました」(国枝調教師)
◆稽古の段階から推進力に欠けるところはありましたが、追い切り自体は問題なく消化できていたため、調教師同様にレースを経験することによる前進を求めて送り出した次第。しかしながら、実戦レベルにおいてはトモの状態が追いつかず、終始危なっかしい走りになり、見込み以上に対応に窮する恰好となってしまいました。なお、タイムオーバーによる出走制限を受けたこともあり、このあとは牧場でリフレッシュ。試行錯誤しながら、立て直しを図っていきたいと考えます。結果として大敗を喫する形となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。(HTC)
5月3日
5月6日(日)東京3R 3歳未勝利(ダ1600m)に後藤浩輝騎手にてデビュー予定。
「馬自身は頑張って走ってくれているのですが、まだ動きが物足りず、なかなか時計が詰まってこない状況。ただ、これ以上稽古ばかりを続けていても馬を追い込んでいくだけですし、脚元や馬体に問題はありませんので、取りあえず一度実戦を経験させ、使った変わり身を求めていきたいと思います。今後につながっていくようなレースにしたいですね」(国枝調教師)
4月26日
美浦トレセン在厩。坂路にて徐々に時計を詰めて乗り込まれています。馬体重520kg(4/24測定)
「装蹄師によれば、『爪は悪くなることなく、着実に伸びてきている』とのこと。まだ枯れきっていない脚元についても、乗り進めながら変化がないわけですから、ちゃんとケアしてあげれば大丈夫でしょう。現時点ではまだ緩さがあり、体を持て余し気味のため、走ろうとする気持ちはあっても、体がついてこない状態とでも言いましょうか。正直もう少し時間が欲しいところですが、『ダラダラと稽古ばかりやるよりは、実戦を使って変わり身を求めるのも手』(調教師)。5月5日(祝)東京2R
3歳未勝利(ダ1600m)または、6日(日)東京3R 3歳未勝利(ダ1600m)でのデビューも検討中となっています。おそらく今が馬にとって一番苦しい時期だと思いますが、そういうところを表に見せないのはエライですよね。飼葉喰い旺盛で絞るのが大変。大型ですし、トビが大きい馬ですので、広いコースの方がやりやすいのではないでしょうか」(吉田調教厩務員)
4月19日
美浦トレセン在厩。13日に続き、きのう二度目のゲート試験を受験。無事に合格しています。
「先週末はゲートの出がひと息とのことで不合格。スプリンターではないので、そんなにビュンとは出られませんが、試験官はその辺を全く考慮してくれませんから…。それでも昨日は北村宏騎手を背に合格。決して下手なわけではないんですよ。まだ体が固まりきっていなかったり、鞍上の指示に従わなかったりと課題を残す状況ではありますが、この合格を機にさらに調教を進め、来月前半くらいでのデビューを目指したいと思います」(国枝調教師)
「ゲートへの寄りつきを少しゴネましたが、駐立、発進はOK。現時点ではまだ緩い印象ですので、もう少し絞らないといけませんね」(北村宏騎手)
4月12日
美浦トレセン在厩。昨日は坂路の2本目に54秒台をマーク。今朝はゲート練習を消化しています。
「多少モタつく感じでしたが、本馬にとってはトレセンで初めての追い切りですからね。昨日の動き云々ではなく、これから進めて行って、どう変化を遂げてくれるかが重要になってきます。適性に関しては、これからもっと見えてくるものがあるはず。現時点で言うなら、芝の長めかダートあたりでしょうか。まずは近いうちにゲート試験をパスして、それからさらにピッチを上げていきたいですね。今のところ、爪は大丈夫ですよ」(国枝調教師)
4月5日
美浦トレセン在厩。まずはコースと坂路を併用し、普通キャンターで調整中。加えてゲート練習も消化しています。馬体重530kg(4/3測定)
「環境の変化に慣れていないのか、少しうるさいところ見せますが、乗っていても言う事を聞いてくれますし、特に扱いづらい感じはないですね。ゲートに関しても問題はなさそうですから、こちらでもしっかり確認したうえで、試験に臨みたいと思います。まだ全体的に幼さを残す印象もある本馬。目下は慌てず、徐々に進めていきましょう。(爪が軟らかくなる恐れがあるため)プール調整は控え、週末あたりから15-15を意識していきます」(佐藤助手)
3月27日
グローバル在厩。先週同様、おもに坂路にてハロン16秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、半マイル15-15を乗り込まれています。
「24日の調教では3Fを先頭で登り、ラスト1Fのみ併せ馬。前半からフラフラすることなく自分の意思で走っていましたし、動き自体もだいぶ軽くなってきましたね。調教師より、『そろそろ美浦近郊に移動させよう』との連絡がありましたので、23日には装蹄を行い、『もう悪化は考えづらいが、馬運車などで暴れられても困るので、念のためボンドで固めておきました』(装蹄師)」(後藤場長)
3月20日
グローバル在厩。おもに坂路にてハロン16秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、半マイル15-15を開始しています。馬体重547kg(3/15測定)
「10日の調教をステップとして、17日には4ハロンを15秒ラップで。単走だった分、ややフワッとした走りになってしまいましたが、今後は併せ馬を織り交ぜ、速めの本数を重ねて行くことにより、集中した走りへと持っていきたいところです。相変わらず爪は落ち着いていますので、この調子でトレーニングを積み、心身に磨きをかけていきましょう」(後藤場長)
3月13日
グローバル在厩。おもに坂路にてハロン16秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
「自然な流れの中で、10日にはラスト2ハロンのみ15秒台で登坂。速歩の印象よりもキャンターに行った際の捌きの方が好感の持てるものでしたし、気持ちの面では自分からハミを取るようになり、馬体面では少しずつ締まりが出て、トモにも肉がつき始めたように感じます。その後も爪の方は変わりありませんので、このままひと月ほど入念に乗り込みを重ね、移動に向けての目処を立てていきたいところです」(後藤場長)
3月6日
グローバル在厩。先週末より、坂路にてハロン16~17秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
「出掛けの歩様がたまに硬い日もありますが、乗り出せばすぐにほぐれてくるレベルですし、ペースを上げた後の爪の状態も大丈夫。このまま慎重に乗り進めていく分には何ら問題ないでしょう。今月下旬頃の15-15移行を意識しながら、今後も段階的に負荷を高めていきたいと思います」(後藤場長)
2月28日
グローバル在厩。現在は、坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
「24日に蹄鉄を打ち替えましたので、これが馴染んでくるまでは、現在のペースで肩慣らし。今週金曜日からハロン16秒ペースに移行する予定となっています。きのう来場した調教師によれば、『爪がだいぶ下がって(生えて)きましたし、今みたいにボンドで留めておけば、もう大丈夫のはず。4月をメドに美浦のほうへ移動させたいですね。まずは念入りに調教を進めて行ってください』とのことでした」(後藤場長)
2月21日
グローバル在厩。引き続き、坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。馬体重539kg(2/15測定)
「もう少しピッチを上げることも検討していましたが、『大事を取って次の装蹄まで待ち、念のためボンドで固め直してから』と装蹄師。ハロン16秒台への移行については、蹄鉄を打ち替える今週末もしくは来週から着手することになりました。気持ちや体力面については、すでに(ハロン16秒ペースにも)対応可能な状態にあるとみています」(後藤場長)
2月14日
グローバル在厩。おもに坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
「先週末のチェック時に、『週1~2回はもう少しペースを上げてもOK』と装蹄師。今朝はライノサロスと併せて、ハロン17秒ペースで登坂してみました。以前よりも緩さが目立たなくなっており、精神面に関しても乗りやすくなっている感じ。馬自身に成長が窺えるのは嬉しいことですよね。あとは爪が伸びてくるのを待ちながら、それに応じてペースを上げていきましょう」(後藤場長)
2月7日
グローバル在厩。先週末より、坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
「まだ少しずつとは言え、日々乗り進めているだけあって、体つきがキリッとし始め、毛づやも良くなってきていますよ。おもに金曜日に装蹄師のチェックがありますので、今後も毎週しっかりと爪の状態を確認してもらいながら、次のステップへの移行のタイミングを相談していきたいと思います」(後藤場長)
1月31日
グローバル在厩。引き続き、おもに坂路にてハロン20秒ペースのキャンター1本を消化しています。
「これ以上のペースアップについては、週末の装蹄師のチェックを待ってから。まだ爪をボンドで固めている状態ですので、よく相談した上でスケジュールを組んでいく必要があるでしょう。今は空気が乾燥する時季でもあります。爪の保湿には、とにかく気を使っていかなければなりません」(後藤場長)
1月24日
グローバル在厩。今週より、坂路にてハロン20秒ペースのキャンター1本を消化しています。
「疲れがこないように、また、爪のチェックを続けながら、段階的に負荷をかけているところ。まずは今週一日おきにハロン20秒ペースを乗り、その感触を窺っていきたいと思っています。休んでいた分だけ体は緩んでいますが、これから調教を進めていけば締まってくるレベル。ダイエットに苦しむような状況ではありません」(後藤場長)
1月17日
グローバル在厩。予定通りに坂路入りしており、現在はハロン22秒ペースのキャンター1本を消化しています。馬体重546kg(1/16測定)
「ひと頃は週2回の15-15まで調教メニューが進んでいた馬。乗り出しに関しての心配は、蹄に特化する形で問題ないでしょう。坂路入り後も爪に変化はありませんので、毎週、装蹄師にチェックをしてもらいながら、ペースアップに向けてのスケジュールを組んでいきたいと思います」(後藤場長)
1月10日
グローバル在厩。年末より、騎乗運動を開始しています。
「まずは角馬場でじっくりと跨っており、乗り出した後も爪の状態に変化はナシ。今日の装蹄師のチェックにおいてゴーサインが出ましたので、明日から坂路入りすることが決まりました。裂蹄箇所についてはまだ完全ではないものの、順調に塞がってきています」(後藤場長)
12月27日
グローバル在厩。本日、装蹄を終えており、明日より騎乗運動を開始する予定となっています。
「裂蹄箇所は当初の半分くらいにまで塞がってきており、『ボンドで固めてあるので、気をつけながらであれば、騎乗もOK』と装蹄師。まずは角馬場で速歩を一週間ほど乗って、感触を確かめていきたいですね。まだ無理はできませんが、理想は年明けからの坂路入り。決して無理な注文ではないと思っています」(後藤場長)
12月20日
グローバル在厩。現在は、ウォーキングマシン30分を消化しています。馬体重544kg(12/15測定)
「今週より、運動時間を延長。(装蹄に関しては)大事を取ってもう一週様子を見ることになり、今週末にエクイロックスを塗り直し、蹄鉄も打ち替えることになりました。おそらくは、このタイミングで装蹄師より騎乗再開のゴーサインが出るかと思いますので、正月休み返上でじっくり慎重に騎乗運動をスタートさせる気構えです」(後藤場長)
12月13日
グローバル在厩。9日(金)より、ウォーキングマシン入りを開始。まずは15分の常歩運動を消化しています。
「引き運動により問題がなさそうなことを確認した上で、ウォーキングマシン運動へ移行しました。今週末にまた装蹄師が来場しますので、そこでエクイロックスを一旦剥がして再チェック。ふたたび塗り固めることになるとは思いますが、おそらくは(ウォーキングマシン運動の)時間延長、もしくは騎乗のゴーサインが出るものと思われます」(後藤場長)
12月6日
グローバル在厩。今週より、日に15分程度の引き運動を開始しています。
「ウォーキングマシンの中でガチャガチャされて、(爪が悪化し)今までの苦労が水の泡になってしまうのは嫌ですので、まずは人馬一対一でじっくりと。つねに用心をしながら、なるべく馬を歩かせることによって、騎乗までスムーズにつなげていきたいと思っています」(後藤場長)
11月29日
グローバル在厩。週1回の装蹄師のチェックを続け、運動再開の機を窺っています。
「ひづめの上下に走った裂蹄線はエクイロックスで固定されており、今よりも上に延びていく心配はなさそう。ただ、完治には爪の伸長を待つしかありませんので、着々と下がってきているとは言え、どうしても時間が必要になってきてしまいます。どのタイミングであれば、運動を開始しても問題が生じないのか。引き続き、週毎に装蹄師と相談をしながら判断していきたいと思います」(後藤場長)
11月22日
グローバル在厩。舎飼中心の管理が続けられています。
「裂蹄以降、一度も悪化はしていませんし、着々と伸びてきてはいますが、『この寒さの中では無理もできず、慎重に行ったほうが良い』(装蹄師)とのスタンスから、まずはエクイロックスによる対応が馴染んでくるのを待っているところ。この週末にも装蹄師のチェックがありますので、その際の感触も踏まえて、ウォーキングマシン入りのタイミングを考えていく予定になっています」(後藤場長)
11月15日
グローバル在厩。本日、装蹄師のチェックを受けています。馬体重536kg(11/15測定)
「乾燥してくる時季でもありますので、裂蹄部がこれ以上広がることのないよう、エクイロックスという特殊な接着剤を流し込んで対処。きのう来場した調教師とも確認を取り合い、『これが馴染んできたところでウォーキングマシンに入れていく』(装蹄師)ことになりました」(後藤場長)
11月8日
グローバル在厩。先週に引き続き、舎飼により爪の伸長を待っています。
「当初の目安であった3週間が経過しましたが、(最低でも週1回はチェックに入ってもらっている)装蹄師によれば、『伸びてはきていますが、まだ物足りない状態。ぶり返しても嫌ですので、もうしばらくの間は安静にして、さらに爪が伸びてくるのを待ちましょう』とのこと。ここは大事を取って、動かしていくまでにもうひと辛抱してみることになりました」(後藤場長)
11月1日
グローバル在厩。蹄への負荷軽減を最優先として、今週も舎飼のみの管理が続けられています。
「裂蹄箇所は少しずつですが着実に下がってきていますので、あと一週間ほどはこのまま様子見に専念。ここで無理をして、また上までヒビが入ってしまっては意味がありませんからね。ある程度まで爪が伸びたのを確認した上で装蹄師と相談をし、段階的に動かしていければと思っています」(後藤場長)
10月25日
グローバル在厩。舎飼による管理が続けられています。
「蹄の上のほうにできている裂蹄箇所が下がってくるまでの間は、負荷を軽減して様子見に専念。目下はもどかしい日々が続きますが、それまでは軟膏薬を塗りこみ、爪の伸長を待つほかありません。もう2週間ほどは、馬房内で安静にする予定です」(後藤場長)
10月18日
グローバル在厩。先週末の装蹄時に裂蹄箇所が明らかとなったため、以降は舎飼により安静にしています。馬体重526kg(10/15測定)
「右前の内側。『(裂蹄部分が下りて)キレイになってくるまでは、負荷をかけないで欲しい』(装蹄師)とのことから、むこう3週間は馬房内で爪が伸びるのを待つことになりました。せっかく調教のペースも上がり、体つきが良くなってきた矢先の出来事だけに残念でなりませんが、蹄は馬の命ですからね。ここはグッと我慢するほかありません」(後藤場長)
10月11日
グローバル在厩。おもに坂路にてハロン16秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、2~3F15-15を乗り込まれています。
「先週の土曜日に3F15-15を登坂するなど着々と前進を図っており、ここにきて、トモの肉づきも良くなってきた様子。『胃の調子の悪さから、体を淋しく見せる馬もいる』(獣医師)ため、ツボを刺激したり飲み薬をあたってみたりして、体の内外から状態を整え、乗り込みを強化しつつあるところです」(後藤場長)